なかなか休みが合わずに山行に参加できないことが多かったが、G.W.はタイミングよく、しかもやりたかったテント泊と星空撮影がメインの遠見尾根山行に参加。
渋滞を避けるべく、夜10時出発で、登り口の五竜スキー場に午前1時半夜着。仮眠をとってから朝一でゴンドラに乗り、まずは本日のテント場、大遠見山へ。雪はまだまだ残っているが初夏の暑さで序盤から汗だく日焼け。最初のピーク、小遠見山までは急登が続くが、そのあとの中遠見山、大遠見山は比較的楽な下り登り。ほぼコースタイムで11時30分に到着。
テント場はしっかり雪があるが、とにかく太陽光が暑い、、、。テント張って中でダラダラする予定が、暑さで中にいられず、雪の上にマットを引いて上半身裸で、気分は雪上ビーチ。かすかな風がなんとも心地よい。そんな変なおじさんたち二人。
当初はナイトハイクで登る予定だった西遠見山に、撮影場所の下見を兼ねて15時30分から登頂。五竜岳が目の前に迫り、迫力満点。夕暮れ前にテント場に戻り、この時のためにと雪で冷やしておいたビールで乾杯。美味すぎる。太陽は五竜岳ピークに沈む。
晩飯を食べて、仮眠。なかなか寝付けない。午前1時30分、30分ほど歩いた撮影地に向けて出発。気温は5℃くらいはあろうか、寒くはない。撮影地でカメラをセットし、マットを引いて、私はさらに寝袋に潜って寝転がり。さすがに雪の上は冷える。傍から見たら、やはり変なおじさんたち、、、。
上空は満点の星空。写真を撮りながら、「みずがめ座η流星群」を待つ。10分ほどで大きな流星。少ないが何個か大きいのが見えたかな。なんとも贅沢な時間。時間はあっという間に過ぎ、3時には月が出現。テント場で日の出を迎えるべく下山。日の出を撮影し、朝食を取って6時には下山開始。
何もトラブルなく9時前には駐車場に到着。G.W.の渋滞を避けたいがために、温泉の代わりにゴンドラの登り口脇にあった、洗い場?で水浴び。冷たいが気持ちいい。
子供が「変なおじさんたちががいる」と思っているかのような顔でこっちをみてる。
9時半に五竜スキー場を出発。大きな渋滞に捕まることなく、14時に集合場所に帰着。
昼夜通して好天で、良い写真撮影ができたのももちろんだが、雪の上でビーチ気分を味わえたのは、なんとも思い出深い山行となった。
(by kuu)
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