予定していた山行が大雨による通行止めで中止になり、予定変更して百名山の大朝日岳に行くことに。お天気もまずまずとのことで、山頂の紅葉を期待して出発。
古寺鉱泉からのスタート時は天気も良かったが、だんだんと雲の中に入り、周りの景色は見えなくなっていく。それでも樹林帯を抜けて稜線に出るとガスも晴れて、赤や黄色の素晴らしい紅葉を見ることが出来た。小屋にはお昼前に到着。荷物をデポし、冷たい金玉水を汲みに行くまでの登山道は草紅葉が美しく、まるでナウシカが立っていそうな金色の草原のようだった。(管理人さん曰く、『きつねの毛皮』とのこと。)
朝日岳山頂に登り、美しい雲海を眺めたり、山頂からの美しく大きなブロッケン現象に感動したりと、ゆったりとした午後を過ごす。小屋で少し休み、日の入り前にもう一度山頂に登ると、山肌がオレンジに照らされていた。そのうち西の空が真っ赤に染まり、山肌から流れ落ちる滝雲が竜のようにも見える様子はその日のハイライトで、いつまでも眺めていたい景色だった。
翌日はあいにく朝から霧の中を下山することになったが、小朝日岳、鳥原山と二つのピークを経て、幻想的な霧の中を下山。
下山後は、なんと入湯料150円という五百川(いもがわ)温泉で汗を流し、ちょうど前日にオープンしたばかりの新しい「道の駅おおえ」に立ち寄り、お土産を買って帰路についた。
(by mucchan)
下山後の温泉は、いもがわ温泉
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